一石◯鳥!?時間、健康、パフォーマンスを手にする睡眠術
ふっちーこと渕上です!
あけましておめでとうございます。
2019年が明けて仕事がはじまり、みなさまはどのようにお過ごしでしょうか?
年末年始の休暇で仕事が溜まっていたり、帰省による満員電車や交通渋滞による疲労、仕事とプライベートの両方で開かれる新年会など、忙しい年始めを迎えている方も多いのではないでしょうか。
忙しく時間が足りないというとき、一度は思ったことはありませんか?「一日24時間では足りない」「一日30時間あったらなぁ」と。
ただし一日は24時間と誰もが同じで、自分ではどうしようもできません。
そこで次に「睡眠時間を削って別なことに使いたい」と思ったことがある方が多いと思います。
そういう方の向けて今回は『できる人は超短眠!』をご紹介します。
「睡眠時間を削れば時間はできるけど、 体調の面で心配」「仕事のミスが増えそう」という方は多いと思いますが、本書ではまず睡眠の常識を壊すことから書いています。
あなたの常識は誰の刷り込み?睡眠の常識を壊す新事実
睡眠の新事実として下記のような項目をあげています。
- いまだに睡眠の謎は解明されていない
- 7時間は現代社会では眠りすぎ
- 睡眠時間と睡眠不足は関係がない
- 疲労と睡眠時間に因果関係はない
- 病は睡眠中に進行する
- 寝ないほうが長生きできる
- 睡眠はお肌の大敵
- 寝ない子は育つ
- 世の中の睡眠情報は流した人に利益あり
一般的な常識と異なるものが多数ですが、本書ではその理由を述べています。
例えば【・病は睡眠中に進行する】については下記のとおりです。
そもそも、風邪のひきはじめや、最初にのどに痛みを感じるタイミングはいつでしょうか。多くの方は寝起きと答えるはずです。
出典元:できる人は超短眠!(堀大輔著、フォレスト出版)
まず、睡眠時は覚醒時よりも平均して1度ほど体温が下がります。人間は体温が1度下がると、免疫力が37%、代謝量が17%ほど低下することがわかっています。
出典元:できる人は超短眠!(堀大輔著、フォレスト出版)
睡眠は体温を下げるので、それに伴い免疫が下がり病気になるという原理です。
これから実践しようとしている短眠を「体に悪い?」と思いながらやっては、ブレーキを踏みながらアクセルを踏むようなものです。
短眠を実践する前に睡眠に対する自分の常識、既成概念を取り払うことが重要です。
時間が増えるだけじゃない!短眠のメリット
短眠をすることで使える時間が増えることは誰もがわかると思います。
増えた時間を家族や友人との時間に使い、プライベートでの充実が見込まれます。
未来への投資となる勉強時間や問題解決に時間を割くことでキャリアアップにもつながるでしょう。
時間以外にも下記のようなメリットを上げています。
- 集中力アップ
- モチベーションアップ
- 記憶力アップ
- ストレス耐性を手にする
これらはホルモンの影響が大きく、睡眠中は集中力に必要なセロトニンや、やる気のホルモンであるステロイドホルモンなどの受容感度がゼロになってしまうからです。
短眠は睡眠によって引き起こされる集中力低下・やる気低下にさらされる時間が少なくなるので集中力アップ・やる気アップにつながります。
実践!短眠マスターへの毎日の習慣
短眠を身につけるための具体的な7つの習慣があり、詳細に説明されています。
- 二度寝やスヌーズ機能使用の禁止。
- 自分の睡眠を記録する。
- 起床時間を固定する。
- 1日1回はパワーナップをとる。
- 眠る前にストレッチをすることを習慣にする。
- 週に1〜2回であれば、長時間睡眠OK。
- 本書を1日1回は広げて、短時間睡眠の知識を上書きする。
他にも睡魔への対処法、短眠を維持するコツ、実践した方の記録(短眠日記)など短眠マスターへ参考となる付録がついています。
いかがでしたでしょうか。
睡眠は個人差があるものなので、自分にあった睡眠時間を見つけるのが大切です。
私は短眠を実践することで睡眠時間が平均3時間になり、使える時間が増えました。それに「寝なければならない」という既成概念から解放されたのがとても良かったです。
実践する際には本書に記載されている【注意事項】をしっかりと読み、問い合わせ先も記載されているので納得の上で実践すると良いでしょう。