目標達成!自分と未来を大きく描く目標の設定方法
ふっちーこと渕上です!
12月に入り一気に寒くなりました。
12月は師走という通り様々な行事やイベントがあり、すぐに来年のお正月を迎えてしまいそうです。
そうなる前にみなさんは今年のはじめに立てた計画の実践、目標の達成はできたでしょうか?
目標を設定することでイメージができ、計画を立てることでより具体的になり、実践したくて仕方がなくなるような方は達成で一年を終えると思います。
一方、目標を設定したもののイメージできない、計画を立ててもなんとなく、腰が重くて実践にはうつさない人もいます。
どうしても欲しいという目標があるからこそ、それを達成するための計画を立て、実践するという流れの最初、目標設定。
この目標設定をどのようにすればよいのかつまずく方が多いのではないでしょうか。
あまりにも無茶な目標ではイメージできず「無理」の二文字が頭をよぎります。
かといって、すぐ手に届く目標では大きな成果や自分の変化は得られないでしょう。
今回は成功する人がどのように考え、目標設定や行動をしているかについて書かれた「大きく考えることの魔術ーあなたには無限の可能性がある」をご紹介します。
- 作者: ダビッド・J.シュワルツ,David J. Schwartz,桑名一央
- 出版社/メーカー: 実務教育出版
- 発売日: 2004/09/01
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 17回
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大きく考えることの効果
人は自己評価をする時、過小評価しがちです。
自分の欠点や欠陥をどんどんリストアップしてしまいます。
自分の欠点を知り改善に向けるのであれば悪いことではないですが、そうでなければ自分の価値を小さくするだけです。
そこで自分の本当の大きさを測る方法として下記の方法をあげています。
・あなたの主要な長所を五つあげる
・それぞれの長所の下に、大きな成果を出しているがあなたほどにはこの長所を持っていない人の名前を三人書き込む
こうすることで成功した人々より勝っていることをみつけ、自分は自分が思っているよりも大きいことを発見できます。
そして、下記のように結んでいます。
あなたがほんとうにそうであるくらい大きく考えることだ!
断じて、自分自身を過小評価してはならない!
出典)大きく考えることの魔術 p60
人の考えは言葉や言い回しで変えられると本書は言っています。
まず、基本的なこととして覚えておくことは、「人は言葉で考えるのではなく絵やイメージで考える」ということです。
言葉はイメージする素材でしかありません。
大きく考えるためには大きくて積極的な心像を生むような言葉と言い回しが必要です。
同じ現象も言い回しによって受ける印象やイメージは変わります。
大きく考える人の言い回しは、大きく、明るく、元気の良い言葉をつかいます。
勝利、希望、幸福をつかい、敗北、失敗、悲しみなど不快なイメージの言葉は避けます。
大きく描く目標設定
目標がないと人は一歩も前進できません。
成功には目標が不可欠なものです。
大切なのは自分がどこにいるのか、どこにいたのかではなく、どこへ行こうとしているのかなのです。
目標設定の手順として以下のように三部門に分け、10年後どうなっていたいのか思い描きます。
仕事部門:収入、責任と立場、権限、名声
家庭部門:生活水準、家、休暇、子供への経済的援助
社会部門:友人、属する社交グループ、影響力、養護したい主義・主張
未来を思い描く時は夢に終わることを恐れず、大きな未来を思い描くべきです。
また、自分の欲望に忠実であるべきです。
正しい目標設定は、その目標に向かって働こうと決心するとエネルギーが増加します。
そして、「これをしなさい」「あれはしてはいけない」と指示をしてくれるものです。
このようなエネルギーが増加し指示をしてくれる目標が設定できたとしても、成功は一挙に得られるものではありません。
進歩は一段階ずつ達成されるもので、計画通りにいかず回り道することもあるでしょう。
そういうときは回り道を苦にせず、たんに別な道を通っただけだと大きく受け止めることも必要です。
いかがでしたでしょうか。
大きく考えることで自分を大きく再評価し、そんな自分が設定する目標は達成へのエネルギーが高そうですね!
今回は目標設定を中心にご紹介しましたが、本書は「正しい態度をとる」「人に好かれる」「リーダーらしく考える」など人の魅力のあげ方やリーダーとしての考え方など書かれています。
大きく考えることによって、自分の自己評価と可能性を広げ、目標を達成しましょう。