書く前に話す!読書感想文の書き方3つのポイント
ふっちーこと渕上です!
みなさん読書はお好きですか?
私は非常に苦手でした。もっと苦手で大嫌いだったのが読書感想文です。
まず文章を書くこと自体が嫌いでした。
小さい頃は表現力や言葉を知らないので「思いました。」「感じました。」が続く文章となり、小学生ながらかっこ悪い文章を書くことが嫌でした。
また「何文字以上書くこと」「原稿用紙何枚書きなさい」など縛りがあり、ただ作業で文字を埋めるために思ってもいないことを書くのが苦痛でした。
読書感想文を書くのにコツはないのか調べたところ、良い記事を見つけたのでご紹介します!
この記事の著者は読書感想文や作文が大嫌いだったそうです。
今ではこのようなコラムを書いている著者の読書感想文の書き方をまとめました。
章単位で読む
人が言葉を学習する順序は、『聞く』→『話す』→『読む』→『書く』という順序です。
読書感想文にまず必要な『読む』という行為は、学習順序の後半に当たる実行ハードルの高いものです。
そこで一気に全部読むのではなく分割して、例えば章単位で読むようにします。
会話してアウトプット
1章読み終えたら親から子へ下記のような問いかけをし、会話をします。
- 「印象に残っていることは?
- 「自分にも似たようなことはない?」
- 「その時、どんな気持ちだった?」
そして、子供が話したことを箇条書き、キーワードをメモに残し、2章、3章と繰り返します。
書き上げる
たまったメモを元に、次のような手順で読書感想文を書きます。
- 本の中で印象に残った部分を取り上げる
- その理由を書く
- それと同じような自分の経験・体験を書く
まとめ
- 本は一気に全部読まず、章単位など分割して読む。
- 章ごとに印象に残ったことやその理由、自分の気持ちなどを話しメモに残す。
- 会話で残したメモを元に書く。
実行ハードルの低い『話す』を挟むことにより、思うことがあっても言葉がわからなかったり、うまく表現できないときの頭の整理になると思いました。
そして、自分の経験からくる言葉になるので、本当の感想を書けるようになるのではないでしょうか。
また、話す行為は記憶の定着にもなるので、アウトプットの重要性を改めて感じました。
記事の中で印象に残っているのは「読書感想文の書き方を教わっていない」という指摘です。
教わらないうえに、実行ハードルの高い『読む』『書く』という行為にあたる読書感想文というものは難しくて当たり前だったんですね。
そして、読書感想文が大嫌いだった小学生の頃の自分に、この記事を読ませたかったと強く思いました。