渕上瑞樹の気になるガジェット

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俺のフィロソフィ~チームで勝っていく仕組みつくりの大切さ~

ふっちーこと渕上です♪

今回はこの本について書いていきます。

 

俺のフィロソフィ  仕組みで勝って、人で圧勝する俺のイタリアンの成功哲学

俺のフィロソフィ 仕組みで勝って、人で圧勝する俺のイタリアンの成功哲学

 

 
ブックオフ」や、「俺のイタリアン」の「俺の株式会社」の創業者の坂本孝さんの著書です。

京セラの創業者である稲盛和夫さんの盛和塾で学び、大事にしていることをたくさん受け継いでいるなと感じました。

中でも自分自身、まさにそうだなと思った部分が大きく二つです。

 

「もうダメだというときが仕事のはじまり」

 
坂本さんが語る「もうダメだというときが仕事の始まり」という意味は、少し違っていました。

「もうダメだ」と思ったら、傷が深くなる前に違う場所に移ることも大切だと書いています。

7回転んだら8回起きる、8回目で圧倒的な勝利を収めればいい

ただ、その際に大事なことが他人のせいにしないこと。

 

結局、景気が悪いとか社員に問題があるとか、他に責任を求めて、自分のせいだとは考えない。
自分のせいだって考えたくなかったんですよね。

 

失敗の経験が自分に幅をつけ、経験値になります。

坂本さんも自分のせいだとは思いもよらなかったと書いていますが、自分の判断ミスだと本当の意味で気づくことが、成長や次への変化に繋がります。

 

「仲間のために汗をかく」という共通理念

 

 口で言うのは簡単ですが、これを経営に実践されていて、仲間に伝わっているからこそ業績が上がっていることが分かります。

 

人の行いの中で最も美しく尊いものは、人のために何かをしてあげるという行為です。

人はふつう、まず自分のことを第一に考えがちですが、実は誰でも人の役に立ち、喜ばれることを最高の幸せとする心を持っています。

 

「俺の」シリーズのレストランで大切にしている料理人の評価指標は「何人後輩の料理人を育てたか」なんです。

そうすると、面白いことに料理人の価値観も全く変わってくるんです。

みなさん教えるということに専念し始めています。

 
この観点は本当にすごいと思いました!

一流のシェフが何人も揃っていて、余すことなくそのノウハウを後輩に伝授する。

新人にとって、こんなに素晴らしい環境はありません。

 

チームで努力し、そこを大きくしていくことに全力を注げる仕組みを作ること。

何度も繰り返し大事なことを伝え続け、共通の価値観、共通の言語を持って動き始めた時にチームは変わるともありました。

 

その上で、大事なことは会社の理念。つまりは経営者である自分自身の理念です。

まさに仕組みで勝って、人で圧勝する。

 

これからも理念を持って、失敗を恐れずに行動することを大切にしていきます。