人生と経営を成功に導く普遍の哲学 〜成功の要諦〜
ふっちーこと渕上です。
今日は僕の尊敬している経営者の1人である稲盛和夫さんの本についてです。
京セラ、KDDIの創業者である稲盛和夫さんの本はいつも書店で平積みされていて、
本当にすごいなと思っています。
『成功の要諦』です。名前的にはイカツイ感じがしますが、
内容はとってもシンプルで重要な、“稲盛哲学”が記載されています。
該当は、
稲盛さんが雑誌「既知」関連の講演会や寄稿したものを一冊にまとめたもの。
仕事のやり方ではなく気持ちをどう持つのがいいのか、
ということについての稲盛さんの意見が書かれており、
心構えや、前提の部分が多く、スキルテクニックからはかけ離れた、
いわば人生道場!という感じ。
主に繰り返しているのは以下二つ。
- 人生は運命
- 六波羅蜜
人生は運命
人生というのは運命ではあるが、宿命ではない。
人生というのは縦軸が運命であり、横軸に因果の法則によって構成されており善いことを考えることで善い結果が得られ人生を変えることができる。
六波羅蜜
また、僕個人的に好きな価値観はこれです。
私たちは何のために生きるのかといえば、その第一の目的
は、世のため人のために、ささやかでもいいから尽くすこと
であると私は思っているのです。
経営のみならず、日々の仕事や家族、友人関係の中、全てに当てはまると思いますし、
いつもこの心構えで生きていれば、それは満たされるだろうなと感じます!
僕はまだまだ修行中ですが。
「経営の極意は利他にあり。」
「人生を生きる意味とは、自分の魂を磨くことにある。」
こうした稲盛さんの哲学が生まれた背景と、
経営における実践の軌跡をたどることで、
真の豊かな人生を送るための心構えを体得できるはずだと僕は思います。
ビジネスを成功させる即効性のあるテクニックではなく、
中国の古典や仏教の教えをもとに、より大局的な観点から
「人生を切り拓いていくための知恵」を授けてくれる珠玉の一冊。
人生の転機を迎える人や、
壁を乗り越えようと試行錯誤している人にこそぜひ読んでほしいです。
その他稲盛さんシリーズのおすすめリンク貼っておきます。