10年後の仕事図鑑 〜自分の名前を奪われるな!自分の価値の最大化を〜
ふっちーこと渕上です♪
本日代官山蔦屋書店にフラッと立ち寄った際に、目についた本があり、
手にとって読んだ瞬間に即購入して、速攻で読破しました。
本日発売したての、とてもわかりやすい表現に噛み砕いてある、
題名の通り「10年後の仕事」について書かれている本です。
これは、今の20代の方の必読本になると思います。
なんせ、落合陽一さんと堀江貴文さんのコラボですから、本質論ばかりで、
冷静に、現代社会の問題点を列挙しつつ、大事なことがシンプルに書かれていて、
個人的にはとても爽快な気持ちになる本です。
早速本の中身をご紹介します。
スタジオジブリの映画「千と千尋の神隠し」で描かれた、主人公の千尋が湯婆婆に名前を奪われるシーンを想像してほしい。あのシーンこそが、「雇用」という概念の縮図だ。
P35,36参照
なんとも斬新な表現ですが、割りとスッと腑に落ちました笑
要は、“名前を奪われる危険性”を謳っており、トーマス・エジソンを例に挙げています。
エジソンは稀代の発明家として後背に名を残したが、彼がもし会社員だったら、誰にも名前を知られることはなかったかもしれない。なぜなら、たとえエジソンの発明した蓄音機でも、◯◯会社の蓄音機として認知されてしまうことになるからだ。
P36参照
捉え方としては一理あるなと思います。
会社の寿命は人よりも短いので、今のタイミングで会社にしがみつく必要はない、という考え方は、今の働く人たちに届けたいメッセージでもあります。
また昨今、AI化=仕事が奪われるというネガティブな構図が広まっている中、
本書では、AI化によるポジティブな側面についての考えが多数展開されていた点ですね。
AI化によって、もちろん失くなる仕事は多数あるけど、
一方で、新しく生まれる仕事も沢山あるんだよと。
そして、どうすれば自分の価値を最大化し、
食いっぱぐれないようになれるのかが、わかりやすく語られていました。
今の世の中の現状と、今後の流れを冷静に見つめ直す、良いキッカケとなる本です。
是非一読あれ。